2024/7/20
「星の話と推しの話・2」


江口美幸です。
前回に引き続き、宇宙飛行士・野口聡一さんに、ときめいてしまったお話です。
野口さんはアスリートの引退後の心理の解明をしているということと、実際の姿のその立ち居振る舞いに、キューンとしてしまった私。

早速、野口さんの昔の本もネットで購入したり、野口さんのインタビュー記事などをくまなく読んで、
「あーん、やっぱりいいこと言うー」
と感動したり、なぜか、YouTubeで野口さんがJAXAを退職する時の記者会見などを少しづつ観て(1時間以上あるので)、喋っている姿を見て、そのカッコ良さを楽しんだりしておりました。

そうか、これが世に言う「推し活」か!
なるほど、推しがいると、なんか生活にウキウキ感が加わります。自宅の廊下も、ツーステップで歩く感じです。

今日はとても疲れたな、と思った夜は、寝る前に、宇宙から配信していた野口さんのYouTube(宇宙食の柿の種とじゃこと米を混ぜてみて、ぽりぽり野口さんがそれを食べて、これは美味しい!と言ってたり、オレンジジュースを無重力空間にピンポン球大に出して、それで野口さんが一人で卓球したりする動画)を見て癒され、動画の最後に必ず野口さんが、「バイバイー」と言ってこちらに手を振るのですが、必ず私は両手で手をぶんぶん振って野口さんに応え、平和な気持ちで眠りについたりしました。

家族にも、野口さんに恋したことを高らかに宣言。ママの目には、野口さんが、君達の好きなアイドルよりもイケメンである、と娘二人に言うと、下の娘は「盲目がエグい…」とボソッと呟きました。

娘達には、テレビなどで野口さんが出る、などという情報があったら、いち早く報告するように、と伝えました。
娘達は、あっそう、わかった。と、冷たい反応でしたが、見かけると、ちゃんと報告してくれました。

先日、上の娘の友達が3人ほど自宅に来ていて、リビングでテレビを皆で見ていたのですが、娘が、「あっ、ママー、野口さん出てるよー」
と言ったので、リビングにダッシュで突撃!
「ちょっとごめんねー!あー、野口さん!」と、テレビの前を占拠。
娘の友達がびっくりしていたので、娘が友達に
「うちのママ、野口さんに恋してるんだって」
と言ったら、友達が三人とも、えっ!?という顔をして、画面の野口さんと、私の顔を交互に、じっと見つめました。
私は画面から目を離さずに
「君達には野口さんの魅力がまだ分からないよね、うん仕方ないよ!この人の魅力は奥が深過ぎるからね!」
と言い、娘がうんざりしたように
「ママ、野口さんの出番済んだよ。もうあっち行ってよ」
「えっ、もう?早い!えー!もっと野口さんを出せ!」
「あのさあママ、フリーワードで録画すれば、野口さんの出てる番組は全部見れるんだよ」
…私は娘の方を振り返り、
「……何それ?」

どうやら、テレビに、野口聡一と打ち込めば、野口さんが出ている番組は自動的に全部録画できてしまうらしいんです!えー!
早く言えー!!!娘っ!!なんだそのすごい機能はー!
…その場で打ち込みました、もちろん。
長くなってしまったので、また続きます!