2024/1/31
「久しぶりに映画観る!」


佐藤七海さん、世界チャンピオンおめでとう!めでたい!とてもめでたい!いや、私もチャンピオンになったときは周りにすごいすごいって言われたけど、彼女見ていると、すごいのレベルが違う!ダンチだ!レベチだ!とにかくすごい!
…でも彼女がすごいって話は、他の人が語り尽くしてくれるでしょう。
私は、チャンピオンになった後の生活の話をしたいぞ。勝負の世界に生きた人間が、その後、誰もが多かれ少なかれ精神的に混乱状態に陥ってしまうのよ…。それをいかに上手く乗り切るか?それを話したいです。でもそれは、会った時にゆっくり話しましょう!

さてさて、ここ何年も、映画を観ていませんでした。あまりにバタバタし過ぎてて、2時間座っている、っていう時間がなかったんですね。そんな時間貧乏な私が、この間、久しぶりに映画を観ました。それがこれ!


ジャッキー・チェンの、「酔拳」です。懐かしーい!「酔えば酔うほどおー、強くなるうー」っていう、あれです。
ひょんなことから人に貸してもらいました。これ好きだったなあー!
観たのは、小学生の時かな?中学生くらいかな?テレビで観て、すごく面白かったのを覚えています。ビデオなんか無いから、再放送含めて2回観たくらいですが。



でも強烈な印象だったせいか、結構覚えているもんですね。音楽も、流れる前から口ずさんでましたよ。
今見ると、昔は何とも思わなかった色々なことが少し気になりましたが。

まず、ジャッキー(役の名前はフェイフォン)、結構悪い。料理店で食い逃げしようとして、捕まえて痛めつけようとした店員を、酔拳の達人、ソガシと一緒にやっつけちゃった。食い逃げはいけない。お店を経営する人の気持ちを考えなきゃ。
酔拳の達人のソガシさん、ある日、酒が完全に切れて、手が震えてしまい、襲って来た人と闘えなくなってしまう。…アル中だな…。強くてもこれはいけない。健康第一。
後は、ジャッキー、すごく格好いいなあ!と思いました。若いなあ、いい身体してるなあ!昔は観ていても、そこまで気が付かなかったなあ。

懐かしく観ていて、色々なことを思い出しました。
とにかく私、全部信じてたな、ってこと。技をよけるときにバク転でよける。信じてた!あの、水瓶の上を歩く、変なトレーニングしてたら、それができるくらい強くなるって、信じてた!
お酒を呑めば驚異的に強くなるって、信じてた。だから早く大人になってお酒呑みたかった。
でも実際には今、アルコール度数3%の「ほろ酔い気分」一杯で酔っ払っちゃうから、あんな強そうな中国酒呑んだら気絶しちゃって絶対闘えないな。
中国の殺し屋はとっても強い拳法の使い手で、カンフースーツ着て、草原で待ち構えていて、「俺は殺し屋の〇〇。お前の命をもらう!行くぞ!」って正面からカンフーの構えでやって来て、カンフーの技で殺す。…信じてたわー!全部信じてた!

いやはや、私は本当に子供だったんだな、純粋っていうのかな?と思いながら、大変楽しく鑑賞しました。大人になった今でも、とっても面白かったです。
観ていた時,たまたま家族が誰もいなかったので、私は途中でトイレに行くとき、酔拳の音楽をふんふん歌いながら、酔拳の構えで,ぐるんぐるんと体を回しながら廊下を歩いて行きました。
途中で「ほろ酔い気分」を飲みはじめたのですが、ナッツを取りに行くときや、おかずを温めに行く時、廊下を、「ほおおお」と言いながら、中腰で酔八拳を再現しながら往復しておりましたよ。家族にも見せられない光景でした。
でもとても楽しかったです!

いやー、映画って、本当にいいものですね(これも懐かしい)。
では、また!