2023/9/7
『いよいよ!』
11月17〜19に行われる第13回全世界空手道選手権大会が迫って来ました。
東京城西国分寺支部から、佐藤七海、森岡優海、両選手が女子日本代表として出場します。
佐藤七海選手は小学校6年生から高校3年生まで国際大会7連覇、世界ウエイト制女子軽量級チャンピオン、全日本女子2連覇など輝かしい実績を引っ提げて、今大会優勝を目指して戦います。
長年の選手生活の集大成として、社会人となった今でも日々弛まぬ努力を続けています。
これまで長年稽古を共にし、全ての試合でセコンドとしてサポートしてきた私にとっても、覚悟を持って臨む大会になります。
日々課題に向き合いながら、仕上がりもよく進化成長を見せています。
森岡優海選手は、未だ高校生ながら全日本体重別中量級を制して実力で代表権を勝ち取りました。
国際エリート大会や国際親善大会でも優勝を重ねて、着実に実力を伸ばしてきました。
小学生時代は常に男子のチャンピオンクラスに出場し、数々の優勝を果たしてきた選手です。
修正能力が高く、シンプルで堅実な組手が出来る選手です。
進路を決める時期に重なりましたが、稽古量を落とさず上手く時間を作りながら頑張っています。
2人に共通して言えるのは気持ちの強さです。
決して表には現れませんが、内に秘めた芯の強さがあります。
ここ一番で力を発揮する強さ、どんな状況でも決して折れない強さ、応援していてもメンタル面で絶対的に信頼できる2人です。
その強さは何処からきているか?!
それは弛まぬ努力を続けてきたからこそだと思います。
森岡選手は入門以来10年以上、佐藤選手は南大沢で稽古するようになって17年、全く変わることなく淡々と稽古を続けてきました。
7〜8年頑張れる選手は沢山いますが、10年以上に渡って波を作らず高い基準で継続することは簡単ではありません。
周りの選手が勝っても、同期が辞めていっても、怪我があっても、空手に対する姿勢は一切ブレませんでした。
その積み重ねが精神的な下支えになって、戦いにおいての気持ちの強さになっていると感じます。
世界大会も2か月後に迫り、稽古も追い込みの時期になりました。
頂点に立つために色々な事を我慢し、自らを律して日々心技体を研ぎ澄ませています。
そして、それは出場選手全てに共通している事だと思います。
そんな選手たちの生きざまと熱い戦いを、是非会場で応援してもらいたいです。
力と力、技と技、スピード感あふれる技の攻防、すべての瞬間に選手たちの生きざまが凝縮されています。
そして皆さんの応援が選手たちの更なる力になります。
11月17日(金)・18日(土)・19日(日)東京体育館での熱い声援をよろしくお願いします。
極真会館城西国分寺支部
南大沢・多摩境道場
責任者 川嵜雅央