2023/7/1
有田哲平のプロレス噺【オマエ有田だろ!!】


押忍。八王子みなみ野道場の戸谷です。

いやー今年はゲームがとんでもなく熱いですね。
社会的にも今大きな話題となっている『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』、現代格闘ゲームの決定版『ストリートファイター6』、スクエニが社運をかけてつくった『ファイナルファンタジー16』、ウーピーゴールドバーグさんが「頼むからMac版を出してくれ!」と懇願している『ディアブロ4』、10年ぶりに待望の新作が出る『アーマードコア6』、約束された神ゲー『ピクミン4』、その他多数…
全部やっていたら人生が足りないです。

八王子みなみ野道場でも少年部は現在全員ゼルダの話しかしていないです。
やや難しい上に超ボリュームのゲームなので小学生がクリアするのに何か月かかるのかわかりません…
かく言う私もゼルダはやっていて、先日無事にクリアしました。
不思議なことにゼルダをクリアしてからというもの、家での事務作業が非常にはかどるようになりました。ゲームが何かパワーを与えてくれたのかもしれません。


さて、今回は日頃見ている動画チャンネルをご紹介します!

『有田哲平のプロレス噺【オマエ有田だろ!!】』



お笑いコンビくりぃむしちゅーの有田哲平さんが、圧倒的な知識量を以て昭和から令和まで、全方位のプロレスを語りつくすチャンネルです。聞き手役をチュートリアルの福田充徳さんが担当しています。

私はプロレスに関して決して明るくはないのですが、それでも有田さんのプロレス噺は聴いていて物凄く面白いです。
授業にも似たスタイルで、やはりそれほどプロレスに詳しくはない福田さんを相手に、「何年何月にこういうことがあって、この団体のこの人はあの人とこういう関係で」というくだりを丁寧に解説しながら話を進めてくれます。
わからない固有名詞が多くても聴いているうちに不思議と浸透していきます。

私は空手家でも格闘家でも"人生"で闘っているようなタイプの選手が好きです。
スポーツエリート的な進路をまっすぐ辿ってきた人よりも、生育や競技キャリアに紆余曲折があったり荒波に揉まれていたり「何それ…」と言いたくなるようなエビソードに溢れている選手に魅力を感じます。
そこいくところ、有田さんの噺を聴いている限り、プロレスラーはみんな"人生"しかないなと思わせてくれます。
動画では、プロレスラーたちの生き様を面白おかしく、ときにシリアスに有田さんが語りつくしています。

「#14【TPG事件】一部始終を有田が完全再現&徹底解説!【史上最悪の大荒れ】」

1987年に新日本プロレスで起きたたけしプロレス軍団暴動事件を解説しています。
こちらは前後編の動画の後編に当たります。
エピソード解説自体も素晴らしいのですが、アントニオ猪木、長州力、マサ斎藤、暴動を起こす観客と、有田さんが1人で何役もモノマネ変化をしていくのも面白いです。

「#49【藤波辰爾の事件簿】有田が徹底解説!!『ここがヘンだよフジナミさん』【愛すべきドラゴン】」

私は藤波辰爾さんに対して漠然と大御所プロレスラーという認識しか持っていなかったのですが、プロレスファンからしたら色々と複雑に思うところのあるお方らしいです。
有田さんがそんな藤波さんのエピソードを面白おかしく語っています。
こちらも前後編の動画で、前編では「ここがスゴいよ!!フジナミさん」をやっています。

「#111【田延彦の哀愁】武藤に敗れヒクソンに大敗…なぜ有田はそれでも愛するのか!?【田の半生を紐解く】」

かつてプロレス最強論を一身に背負っていた高田延彦さんの経歴を振り返りつつ、有田さんがその時々の高田さんの心境を勝手に想像で語っています。
高田さんに関してこういった切り口で語っている人は他にいないのではないでしょうか。
時代の流れに翻弄され常に重い責任を負い続けてきた高田さんの哀愁(想像)、必聴です。

上記以外の動画もとても面白いです。
というか基本ハズレがありません。視聴者それぞれに好みの時代・好みの団体はあるかと思いますが、有田さんの解説と福田さんのツッコミが毎回いい塩梅なので、どの話題でもシンプルに噺として面白く仕上がっています。
私は週二回の更新をいつも楽しみにしています。皆さんもよろしければ是非ご覧になってみてください。


2023年ももう7月、後半戦もゲームはほどほどに、気張っていきましょう!