2023/11/13
『お久しぶりです』


師範の江口芳治です。去年の5月14日に脳梗塞・失語症になってしまいました。

身体は全く大丈夫なのですが、失語症で言葉を聞くのも書くのも出来なかったのです。でも今は85%位まで回復しております。また『指導員の一人言』を再開しようかと思います。よろしくお願いします。

  「失語症になりまして…」

私は去年の5月14日に脳梗塞になってしまいました。

原因は、どうも生まれつきの不整脈からくる、心房粗動というものだったようです。
それが心房粗動から心房細動に変化して血栓ができて、脳梗塞になってしまいました。
現役時代は稽古や試合で急に立ちくらみがして頭がふらふらして心臓がドキドキするのは皆同じで、私はスタミナがないんだ、もっともっと練習しなきゃ、と思ってました。

50歳くらいからどうも心臓がおかしいなと思ったのは、例えば空手の稽古で踏み台を激しくやった時や、金原先生に総合格闘技を教えていただいた際、寝てから急に立った時。
それからソンラム先生とムエタイのミットをハードにやった時、心臓がバクバクして、頭がフラフラして立っていられないなぁと感じました。

コリャいかんなと思って一橋病院に行ったら『心房粗動』と言われました。
その後多摩総合医療センターで手術をして完治しました。
そしてまた稽古をしていたのですが、2年前の10月に健康診断をした際に『心臓異常・要検査』とあったので、近くの病院に行って心電図を計ったら『異常無し』と言われたので大丈夫だと思って、また稽古してました。

いつものように空手の稽古をして金原先生の総合格闘技を練習してソンラム先生のムエタイを練習してました。すごく充実した毎日を送っていました。

そんな時、2022年5月14日19時20分、私は大変な事になってしまいました。(続く)