2023/10/31
科学的に人々を最も幸せにする曲


稲城道場の小野です。


先日、マイケル・ボンジャー博士という音楽心理学の博士号を持つ音楽心理学者が【科学的に人々を最も幸せにする曲】は私が大好きなアメリカのバンド・ビーチボーイズの「グット・バイブレーションズ」が1位という発表をしました。


ちなみに2位はジェームズ・ブラウンの「I GOT YOU」で3位はマッドネスの「HOUSE OF FUN」です。


そして7位にもビーチボーイズの「アイ・ゲット・アラウンド」が入っていました。


曲のコードやビートやコーラスとか使用している楽器だとか色々な組み合わせが聴くとハッピーになる項目になるみたいです。


特に1位になった「グッド・バイブレーションズ」は完璧らしいです。


ビーチボーイズの「グッド・バイブレーションズ」と「アイ・ゲット・アラウンド」が科学的に人を幸せにする曲と証明されました。


2曲共にビーチボーイズの大ヒット曲で今まで何度も聴いてきました。


他人はどう見ているかは分かりませんが(というかどうでもいい)、私は昔から幸福度が異常に高いと感じています。幸福度と繋がっているのかは分かりませんが、運もめちゃくちゃ良いと感じています。


自分の幸せが見つからないからといって、人の幸せを破壊してくる工作員達にも何度か攻撃をされましたが、無事に幸せを守ることもできましたww


特に私は偉くもないし、大したこともしてきていない平凡な人間なのになぜ幸せなんだろう?といつも考えていました。


この研究発表で謎が解けました。


そりゃ科学的にも証明された、聴くと幸せになる曲を長い期間に何度も聴いていたら幸せになりますよね。


ビーチボーイズが私を幸せにしてくれていたんだと分かりました。だからこのバンドを長い期間大好きなんだという確認もできました。


ありがとうビーチボーイズ。


ということで、まずは【科学的に人々を最も幸せにする曲】の1位になった「グッド・バイブレーションズ」を貼ります。

私的にはこの曲は一言で言えば【狂気】です。

ビーチボーイズのリーダーであるブライアンウィルソンが1966年にこの曲を作りましたが、約3分40秒の曲のために90時間以上録音をして、90時間以上録音したものを約3分40秒にまとめるという作業が狂気としか言えません。これをやらせてくれた当時のレコード会社も凄いと思いました。

その努力が実って全米と全英で1位となりビーチボーイズ最大のヒット曲となります。

メンバーのブルース・ジョンストンは完成されたこの曲を聴いて「ヒットするか解散か」と思ったらしいです。

この曲は実験音楽的で難解な曲なので、おそらく初めてこの曲を聴いた人は「なんだこれ?」という感想だと思います。

この曲にはソ連時代のロシアで作られた世界最古の電子楽器で手を触れずに演奏ができる「テルミン」という面白い楽器が使われています。

https://youtu.be/QpLfkdiUbz8


次は【科学的に人々を最も幸せにする曲】の7位になった「アイ・ゲット・アラウンド」です。

この曲は1964年の曲でビーチボーイズ初の全米1位になった曲です。

手拍子が入っていたりしてとてもハッピーな曲です。まだビーチボーイズが海、夏、車、女の子などがテーマの曲を歌っていた時代の曲です。

https://youtu.be/T5tdd7fEFs4


最後に【科学的に人々を最も幸せにする曲】のランキングには入っていませんがビーチボーイズの「オール・サマー・ロング」です。

このランキングを発表した博士はおそらくビーチボーイズの全曲を聴いてはいないと思います。おそらくシングル曲だけだと思います。

シングル曲ではないですが、私はこの曲を聴くととてもハッピーになります。

スターウォーズシリーズで有名なジョージルーカスが1973年に監督をして大ヒットした青春映画「アメリカン・グラフィティ」のエンディングでこの曲が使用されています。

本当かどうかは知りませんが噂によると、ジョージルーカスはこの「オール・サマー・ロング」が大好きで映画内で使用したかったのですが、映画の舞台は1962年でこの「オール・サマー・ロング」は1964年の曲なので映画内で使用してしまうとおかしなことになってしまうので、エンディングで使用されたと言われています。

映画内では1962年発表のビーチボーイズの「サーフィン・サファリ」が使用されています。

この映画の公開後、映画の重要な場面でビーチボーイズの2曲が使用されていたことで、第2次ビーチボーイズブームが起こります。そして「エンドレスサマー」というベスト盤を発売したところ全米1位になって低迷していたビーチボーイズは息を吹き返します。

この映画に出演した無名の俳優だったリチャード・ドレイファスとハリソン・フォードも大スターへと進んでいきます。

アメリカン・グラフィティのエンディングhttps://youtu.be/Hlamnxn8__w