2020/3/30
ミドリ


お久しぶりです。
国立・日野豊田の小沢です。


ご存知の通り、新型コロナウィルスの影響で先の見えない状況が続いております。
皆さま方におかれましても体調管理にはくれぐれも気をつけてお過ごしください。


この状況下で何か書くというのも、結構悩んでしまう部分もあるのですが、とりあえず…


当然のことながら延期になってはしまいましたが、本来は2/29に我が(?)ひの煉瓦ホールにて、クロマニヨンズのライブが行われることになっていました。

とは言えチケットがあっという間に売り切れてしまったので、そもそも行くことは出来なかったんですが…
またいつの日かおとずれる、次の機会を楽しみに待ちたいと思います!

ということで関連動画をいくつか。

「やるよ?、やっちゃうよ?!」
最初はブルーハーツ時代の名曲、月の爆撃機です。
https://youtu.be/ctNvPlJVHDI


「台無しにした昨日は帳消しだ」
ずーっと前にも貼ったことがありますが、大好きな動画、ブルーハーツの1000のバイオリンです。
https://youtu.be/NvKoIEmwN8Y


「心の無い優しさは、敗北に似てる」
恐らくハイロウズ時代の最も有名な曲、青春です。
https://youtu.be/HR0hx5bKh7E


「どこで死ぬか果てるのか、分かるはずもない」
ハイロウズ時代のマーシー作曲の大好きな男のロマンソング、荒野はるかに、の動画があったので、嬉しくてこれも載せてしまいます。
https://youtu.be/AZ3cdG4ur6U


「ただ生きる、生きてやる」
前にも紹介しましたが、クロマニヨンズの代表曲の一つ、エイトビートです。
https://youtu.be/MtlSFCrsNLY


「あの人の思い出は守ってくれ、鉄カブト」
甲本ヒロトが、今は亡き忌野清志郎を偲んで作ったと言われる、クロマニヨンズの鉄カブト、無骨なタイトルからは想像しにくい名曲だと思います。
https://youtu.be/_JlcKFIlzFg


…さて、お気づきになりましたでしょうか?
ブルーハーツ時代からクロマニヨンズに至るまで、ヒロトは同じ物なのか同じデザインなのか分かりませんが、同一に見えるジャケットを着ています。
凄いことだと思います!
できれば同じジャケットを着続けているのであって欲しい…
ファン以外には極めてどうでもいいことだとは思いますが…


どうでもいいついでに今度は格闘技動画を。

このブログでも何回か紹介したことがある、UFC元フェザー級(-65.8kg)チャンピオン、ジョゼ・アルドです。
https://youtu.be/9GnNtG7O-Lk

アルドにはかなり思い入れがあるというか、2009年にWECでフェザーのタイトルを取ってから2015年にUFCで敗れるまでずーっと世界の頂点に君臨しており、ワタシの中では長らく世界最強というかコイツに勝てれば最強、という基準となっていた存在でした。

いまはかなり衰えましたが、全盛期は身体能力・距離感が素晴らしく、テイクダウンディフェンス能力が異様に高くて、ストライカーの天敵ともいうべきレスリング強者に対して相性が非常に良いのが強みの一つだったと思います。

フランク・エドガーとの1戦目、特に1・2ラウンドの動きは、今見ても結構鳥肌が立ちます。

またもう一つのストロングポイントとしては、基本性能・能力が高いが故に、恐らくですが、試合において事前に練習したことや用意した戦術を忠実に実行するというよりは、結構アドリブで戦うタイプに見受けられ、アドリブでなんかとんでもないスーパープレイをかましたりするのが恐ろしいなと感じていました。

一方でストライカーとしては、かなり身体能力の高さに依存したスタイルで、あまり緻密ではないので、もし負けるとしたら緻密な組み立てのできるストライカーにであろうとも思っていました。


そしてそのストライカーが現れます。
これまた以前にも紹介したアイルランドの英雄、コナー・マクレガーです。
https://youtu.be/3mPPMCa8Nxw

マクレガーはキャラ的には自由奔放な感じに見えますが、ファイターとしては自分のリーチの長さやフレームのデカさのアドバンテージをしっかり理解した上で、左ストレートを軸に非常に緻密な組み立てをするストライカーだと思います。
昔の試合を見るとアドリブ感もありますが、ある時期からはきっちりとプランを実行する戦い方をしているようにワタシには見えます。

弱点としては、まあ誰でもそうでしょうが、リーチや体格のアドバンテージが作れない相手は苦手であろうことと、トリッキーな蹴りは上手いですが、相手の蹴りに対する対応は良くないと思います。

ハビブ・ヌルマゴメドフにボコられましたが、あれは正直誰でもやられると思います…

先ほどのマクレガーの動画のラストにもありますが、アルドvsマクレガーをもう一度貼ります。
https://youtu.be/MLCZ_B7FKc8

わずか13秒のこの試合、いろいろな要素があるでしょうが、綿密にプランを立てたマクレガーが、アルドのアドリブ失着手を見事に引き出して嵌めた試合だったと思います。


個人的にはアドリブで戦う動物的なファイターの方が好きなのですが、トータルで見ればというか統計的には、しっかり相手を研究してきちんとミッションを実行するスタイルの方が、優れた方法論であることは間違いないでしょう。
敵を知り己を知れば百戦危うからず、というやつですね。


…さてさて
ということで、今までのはまたものすごく長い前フリでして、いよいよ本題に…
Green Day の know your enemy です。
https://youtu.be/9IclmVdWNbI


お前の敵を知れ! ということで、この曲はまあパンクなので管理社会とかが敵なわけですが、不安やストレスでややギスギスしている今の我々にとっての敵とはいったい何なのか?

自覚なく感染を広げてしまう人たちが敵なのか?
強烈な自粛圧力をかける人たちが敵なのか?
どちらも違いますね。

対策や対応が遅いように見える行政が敵なのか?
いろいろな情報を洪水のように流すマスコミが敵なのか?
それもまた違いますね。

ウィルスこそが敵なのか?
医療現場で戦っている方たちや、現に感染して症状が出ている方にとってはそうでしょう。
絶対に負けられない戦いに日夜取り組んでおられる方々がおられることを、決して忘れてはいけないと思います。

しかしながら今の我々にとっては、実はそれも違うであろうと思います。
これだけ感染が拡大したウィルスを、撲滅することは無理でしょう。
不本意ながら何らかの形で共存していくことは避けられないと思います。


結局のところ、今の我々が戦いうる敵は、過度の不安であったり過度の油断であったり、その間を揺れ動く心の振れ幅と、そこから生まれるパニックであると思います。

恐らくこれからも勝ち負けの無い長い戦いが続くことと思います。
自分自身をしっかり見つめながら、みんなで冷静に乗り切っていきましょう。


ちなみに今回のタイトルは、ヒロトのジャケットとGreen Day と、小池百合子都知事のカラーにちなんでつけました…


また次回お会いしましょう!