2019/8/29
流れ星か、路傍の石か
お久しぶりです。
国立・日野豊田の小沢です。
なんだか早くも少し涼しくなってきた感じがあって、今年はちょっと夏が短かったような気がしていますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
とはいえ、一時期の暑さは凄まじく、屋外で着ぐるみを着ていた方が熱中症で亡くなるという痛ましい事故があったりもしましたし、今後も油断は禁物とは思います。
着ぐるみと言えばかれこれ20年ほど前、ワタシは仕事でちょこっとだけ着てたことがあるんですが、わりと涼しい屋内であったにもかかわらず内部はものすごい暑さでした。
ましてや夏の屋外でなんて想像を絶するものがあります。
ワタシが着ていたのは某ゲームのキャラクターの青いハリネズミだったんですが、一応着ぐるみに小型の換気扇が内蔵されていて、効果はともかく熱がこもらない配慮はされていました。
ただ、どうしても音がするので、近づいて来たちびっ子が、「ママ、ソニックから変な音がする?」と言って怯えたりして結構困った記憶があります。
そんな青いハリネズミも、今では任天堂スマッシュブラザーズとかで当時の宿敵だったイタリア系のヒゲの配管工の人と共演してたりして、感慨深いものがあります。
まあ、ものすごくどうでもいい話ですが。
当時の仕事場は富山県富山市にありまして、ワタシは奥田というところに住んでおりました。
近くには奥田中学校という中学があって、その前をよく通っていたんですが…
今をときめくあのNBAプレーヤー、バスケ日本代表 八村塁 選手が、実はこの奥田中学校の出身でして、しかも彼の2学年上には同じく現日本代表 馬場雄大 選手がいたという、まあ実際のところワタシはただ通りすがった程度で奥田中学とは全く何にも関係ないんですが、なんかよく分からない思い入れを持って彼らを応援させてもらっています。
われわれの世代は名作バスケ漫画 スラムダンク がわりと直撃した世代なので、ワタシも別にバスケ部だったわけでも何でもないんですが、昔からバスケは好きです。
今年はわれわれ極真会館の世界大会も迫っており、またラグビーのワールドカップも開幕直前ですが、世界と戦う、という観点から言うと、正直バスケは最も世界に手が届きづらい競技の1つだと思っていました。
それだけに昨今の日本バスケの盛り上がりは、ワクワクしてしまうものがあります。
8/31 から始まるワールドカップ・来年のオリンピックとも楽しみです!
オリンピックと言えば、思い起こせば2000年のシドニーオリンピックの時、当時ニュージーランドにおられた川?先生に誘われて、一緒にオリンピックを見に行きました。
柔道や陸上などいろいろな競技を見れたのですが、その中でも1番嬉しかったのは、バスケのアメリカ代表チームの試合を生で見れたことでした。
シドニーの時のアメリカ代表は、ベストメンバーとは言いがたく、覚えている限りではケビン・ガーネットとか確かジェイソン・キッドとかがいて、基本的にキッドのチームという認識だったと思います。
その中でもワタシが見たかったのは、当時ダンクコンテストで優勝して最強ダンカーとして売り出し中だった、ヴィンス・カーター という選手でした。
カーターはキャリア中盤から3ポイントを磨きあげたりしてスタイルを変えつつも、今も現役だったりしますが、史上最高のスラムダンカーは誰だ?みたいな話題の時にいまだに名前が挙がります。
カーター自身が選ぶベストダンクの動画です。
https://youtu.be/LrIfS5_TyQQ
ワタシ達が見に行った試合は対ニュージーランド代表戦で、その時も派手なプレイをしていたのですが、その何日か後のフランス代表戦で見せた、世界が驚いたプレイがこれです。
https://youtu.be/WihbbVEmppI
218cmあるフランスの選手を完全に跳び越えています…
カーターが史上最高のダンカーの1人に挙げられる大きな理由のひとつはこれだと思います!
NBAのスーパープレイとかを見だすとキリが無いのですが、当時ワタシが1番好きだったのはなんと言っても、アレン・アイバーソンという選手でした。
というか多分普通に1番人気あったと思います、カッコいいので。
https://youtu.be/oQK9QKjYniE
アイバーソンは一応公式には183cmということになっていますが、実際には180ないだろうという話で、NBAの中ではすごく小さいです。
ハンドリングスキル自体は、例えばカリーとかアービングとかハーデンとかその他もろもろ、今のガードの人たちの方が正直だいぶ上手いと思いますが、速くて幅のデカいクロスオーバーでぶち抜く!みたいなプレイスタイルがとにかくカッコ良くて大好きでした。
カーターやアイバーソンみたいな分かりやすいのも好きなんですが、こういうよく見ないと何やってんのか分からないようなのも大好きです。
マヌ・ジノビリです。
https://youtu.be/KXqqgsUJfOM
ダンクとかのスーパープレイはずっと見てると麻痺してきて、すごいんだかなんだか分からなくなってきますが、こういうのはジワジワきます。
先ほども言いましたか、日本のバスケはいま盛り上がってきていて、中高の部活や小学生のミニバスも非常に人気があります。
それ自体は結構なことなのですが、習い事としての観点から言うとわれわれの強力なライバルでもあるわけで、ちょっと複雑な気分も多少あります。
バスケも空手もそれぞれ良いところがたくさんあるので、われわれとしては空手の魅力をもっと伝えていきたいと思います。
…というのが空手の人としてのワタシの思いではあるのですが、もっと純粋に1個人として言うならば、
こどもたちに関しては、熱中して本気で打ち込めるものが見つかれば、それが空手であれバスケであれ別の何かであれ、本当は何でも全然OKだぜ、と思います。
先日少年部の合宿の中で、レクリエーションとして淡水魚の水族館に行ったのですが、国立道場の子で生き物マニアというか淡水魚マニアの子がいて、ものすごい夢中になっていました。
マスの仲間を掛け合わせて作った新種の魚とかもいたのですが、彼はその水槽の前で、「ボクも近縁種同士であるナントカとナントカ(両方よく分かりませんでした…)を交配して、新しい魚を作りたい!」と、熱く語ってくれました。
その時は圧倒されてちょっとビビりましたが、でもそういうのも大いに結構だと思います。
何かを見つけて、それに真摯に取り組むことによって成長し、その結果人生が豊かになっていってもらえれば、それに越したことはないですね!
われわれは空手の人なので、願わくばそれが空手であってくれれば、嬉しい限りです。
ということで(?)、ハイロウズの 「14才」という曲です。
14才の時に聞いたロックにガツンとやられました、というボーイミーツロックンロールの名曲で、今回のタイトルはこの曲の歌詞の一部です。
https://youtu.be/Hu_w-0dwbBU
こちらは 神聖かまってちゃん の「ロックンロールは鳴り止まないっ!」です。
神聖かまってちゃんはワタシ的には特に好きというわけでもないんですが、この曲は同じくボーイミーツロックンロールな感じで好きです。
ライブ動画なんですが、曲の途中でボーカルのの子がアドリブでミュージシャン志望の客を煽りまくってるのが熱くて良いです。
https://youtu.be/jiiPwHeW4dw
長々と申し訳ありませんでした。
皆さまの人生と、そしてワタシの人生が豊かでありますように!