2019/3/8
「少年部の愉快な仲間たちその3」
国分寺道場の江口です!
数年前の少年部夏合宿の時の出来事。初日の稽古、楽しいイベント(各道場対抗演芸お楽しみ大会・花火大会)も無事終了し、就寝時間がやって来ました。消灯前に各部屋を見回りに行きましたが国分寺道場の部屋がもぬけの殻‥‥。どこに行ったのかと部屋の入り口で待ってると班長のユウト先輩を先頭にみなさん部屋に戻って来ました。
「お〜い!もうすぐ消灯だぞー!どこに行ってたんだ?」
「押忍!夜寝る前に飲むジュース買いに行ってました!」
「そうか、部屋に入って寝る用意しなさい。」
みんな一斉に「オ〜ス!」と順番に部屋に入って行きましたが最後尾のK君(当時二年生青帯)がジュースの缶を手の平と手の平で挟むようにして持っていました。
「どうしたの?熱いの買ったの?」
「うん!」
合宿所は山梨県の山中湖で国分寺よりは涼しいとはいえ真夏だしホットのジュースを飲むほど寒くはない。
「K、なんでホットにしたの?」
「冷たいとお腹が冷えちゃいから?」
と得意満面で答えました。子供ながらも色々と考えているんだなぁと思いながら
「さぁ、部屋に入って寝なさい!」
「オ〜ス!」
しかしK君、部屋に入るなり何故か冷蔵庫に直行するなりホットのジュースをおもむろに冷蔵庫の上段の冷凍室にしまうと冷蔵庫を閉めちゃいました!私はびっくりして
「おいおい!K、何やってんだ?」
「ジュース冷たく冷やしてんの?!」
私は訳が分からず思わず
「なんで?」
「だって冷たい方が美味しいから?!」
「‥‥‥‥」
あ〜あ!もう何が何だか‥‥‥
』