2018/8/16
愛と憎しみのアマゾン川
ビルから出た瞬間、分厚い熱気に包まれた。
ねっとりとした空気は、呼吸すらも息苦しい。
一瞬脳裏をアマゾンのジャングルがよぎる。
まるで7年前のあの時のようだ…
ドライヤーのごとく熱風が吹きつける。
俺には乾かす髪などありはしないというのに…
…と言うわけで?、皆さんお久しぶりです。
国立・日野豊田の小沢です。
相変わらず凄まじい猛暑が続いていますが、
いかがお過ごしでしょうか。
散々言われていますが、今年の暑さはちょっと別物で、例年はワタシも
「まあ他の人は無理かもしれないけど、
俺はこのくらい暑さどうってこと無いぜ!」
的ないきがり方をしていた部分があったのですが、
今年は早々とギブアップして、クーラーの恩恵を満喫しています。
この異常な猛暑は日本だけではないらしく、少し前のネットニュースで、アメリカのテキサス州のスナック工場で、暑さのためトルティーヤチップスが自然発火して火事になりました! という記事を見て、ホントにもう無理だなと思いました。
先日山梨県の石和温泉で行った一般部合宿も、正直史上最高クラスの体感気温でしたが、一般部合宿も少年部合宿も特に大きく体調を崩す人も無く、無事に終わったので良かったです。
さてアツいと言えば、先ごろ行われたサッカーワールドカップ ロシア大会も、日本代表の大活躍もあって相当熱かったです。
優勝したフランスのキリアン・ムバッペ(エムバペ)選手、19歳、速くて強くて足元の上手さもあって、昔のブラジルのロナウドみたいで素敵でした。
彼は少し前まではわりとムバッペ呼ばわりされていたのが、ワールドカップを機にエムバペ呼ばわりされがちになってきて、要するになかなかややこしいです。
外人さんの名前の日本語表記は基本難しいとは思うんですが、特にフランス系の人はこういう表記揺れが多い気がします。
ボクシングの村田選手と2回戦った、アッサン・エンダム選手も、昔はハッサン・ヌジカムと呼ばれていて、最初エンダムって誰?と思いました。
フランスのシンクロの美しき元女王で、
ヴィルジニー・デデュー さんという方がいたのですが、一度「ドデ」と表記されてた記憶がありまして、さすがになんかそれは台無しっぽくていかんな、と思いました。
まあどれが正しいという話でもなく、強いて言えばカタカナな時点で全部正しくないわけですが…
ちょっと話がそれましたが、今回はサッカー関係の動画をいくつか。
ワタシが教えている日野豊田道場では、たまに稽古の一環として、サッカーのゲームをやることがあります。
1対1の空手よりも処理すべき情報量が多く(情報密度は空手の方が濃いかもしれません)、広い視野が求められるので、良いトレーニングになります。
また、非常に競技人口の多い競技なので、当たり前ですが、トップクラスの人たちの能力は物凄いものがあります。
ということで、最初は日本でも馴染みの深いスーパーレジェンド、ジーコの動画です!
ジーコ64歳の時のチャリティマッチから。
https://youtu.be/WK2XBtHhA7o
いかに神々の1人 ジーコとは言え、さすがにすっかり太ってしまって、走れないし動けません。
が、キックやボールコントロールの精度・視野の広さ・判断力などは全然すごくて、歳を取っても衰えないものというのも確実に存在するのだな、と結構衝撃を受けました。
パスにしても相手が受けやすい回転をサラッとかけていたり、動画のコメントでも散々言われてますが、チャンスボールが来るところにジーコが居る、のか、ジーコが居るところにチャンスボールが来る、のかはワタシにはよくわかりませんが、とにかく何か特別なものを持っているのはわかります。
続いては、今回のワールドカップでは全然振るわず、時代が終わった的な言われ方もしてしまったアルゼンチンのメッシです。
衰えはあるのでしょうが、メッシはワタシの中では間違いなく歴代最高レベルの1人でして、動画は彼が19歳で大暴れしていた頃のものです。
https://youtu.be/6P6eLa4kNcU
今のメッシはここまで速くはないですが、とりあえずメチャ速です。
メッシのドリブルはスピードという武器があるせいもあると思うのですが、あんまりボールをこねたりしないというか、ボールへのタッチ数が少なく、あまりいっぱいボールを動かさないで抜けてしまうという、なんか達人的なものがあります。
動画の中でも、ボールを全く動かさず、体の動きだけで抜いてる場面もあり、シンプルな動きで簡単に抜けてしまうのは、多分他の人とは違うものが見えているんだろうと思います。
まあよくわからないですが。
続いてはワタシが一番好きな、ブラジルのロナウジーニョです。昔、ソンラム先生も好きだと言ってました。
https://youtu.be/QLFRMUiHoDE
ロナウジーニョもスピードあり、卓越したボディバランスあり、もちろん超絶的なテクニックもありなんですが、何より発想の豊かさが魅力的だと思います。あと、このレベルの人には当たり前なんでしょうが、視野もすごく広いです。
達人的なメッシに対しロナウジーニョのスタイルはストリートっぽいというか、遊びがあって見ていて面白いのは間違いないです。
動画の中でも、ロナウジーニョお得意のエラシコという切り返し技があるのですが、それをラボーナという足をクロスするキックからやるという、ラボーナエラシコというかホーカスポーカスという技名らしいんですがそれをやっていて、って文章にすると自分でも何言ってんだかよくわかりませんが、とにかくホーカスポーカスをやってるんですが、この技はどう考えてもわざわざやる必要は無く、でもあえてやっちゃうところがロナウジーニョの素敵なところだと思います!
…これからもまだまだ暑い日が続きそうです。
夏ソングは数あれど、ワタシはハイロウズのこの曲が一番好きです。
https://youtu.be/cvdtYI3eQxc
元気に乗り切りましょう!
それではまた!