2018/10/26
晩秋
押忍。八王子みなみ野道場、多摩境教室指導員の戸谷です。
全日本選手権直前ですね。
前回のこちらのコーナーで川嵜先生が当支部の選手紹介をなさっていましたが、本当にどの選手もストイックに稽古に励んでいます。
北村君も会うたびに体が強くなっているのが判ります。ウエイトトレーニングでデカくなったというだけでなく、しっかりと動ききれることを念頭に置いていてベースが底上げされたような印象です。
年末と言うには早いですが、毎年この時期は年の終盤に入っていく高揚感と全日本に向けた緊張感が重なり、独特の雰囲気で個人的にはとても好きです。(少年部道場生は年末のお楽しみ会の方が楽しみな人も多いですが…)
話変わって、先日には昇段審査会が行われ、八王子みなみ野道場からも1名受審しました。
八王子みなみ野道場では、昔から在籍している元少年部道場生が数年のブランクを経て昇段審査を受けるというのが一昨年から続いていて、合格者が翌年の受審者に「実際の審査はこうだった」「練習でこう心掛けた方がいい」と伝えており、こちらとしては嬉しい連鎖だなぁと思っています。
一様に審査が厳しいことは伝えられていて、受ける予定の道場生はしっかりと1年越しの準備に入るという流れができてきています。
審査に向けて練習している最中は皆「審査に合格する」ということしか見えていないことが多いのですが、いざ合格してみると準備に入る前の自分より明らかに強く、上手く、所作や心構えがしっかりとしていると自覚できています。
周囲の人たちもその強くなっていく過程、懸命に稽古をする姿を見ているので、合格したときには自然と応援、祝福をするようになっています。
そういったことも全てひっくるめて昇段審査会の意義を毎年再確認しています。
まだこれから冬季の試合、昇級審査会と、行事が目白押しで非常に慌ただしい時期ですが、それを楽しみながら年末を迎えていきたいですね!