2017/11/6
『入院 その1』



国分寺道場の江口です。実は10月9日から10月11日の二泊三日で入院しました。

中学生の時の盲腸の手術以来40年ぶりです。皆さん意外に思われる方が多いと思いますが実は私、見かけによらず健康体で怪我はともかく病気には縁がありませんでした。
ただ子供の頃から急に激しく運動すると目が廻って身体に力が入らなくなる事が多々ありました。

高校時代の剣道部の夏合宿の時も何回か倒れてしまい先輩から『根性ねえなぁ〜』とか『体力ないんだなぁ』と言われて自分でも『俺は体力も根性もないんだ』とずっと思っていました。(それもあるとは思いますが)。

空手を始めてからは身体も鍛えられてそんな事は忘れていたのですが今年に入った頃から練習中に急に目が廻ってフラフラになるあの昔の感覚が戻ってきたのです!(そういゃあ空手の試合中も延長に入ると急に目が廻る事あったなぁ)などと思いつつも練習を続けていましたが6月の朝練の時、金原先生とスパーリングをしていて寝技の攻防の後立ち上がった瞬間目が廻って前のめりにぶっ倒れてしまいました。

心臓も苦しかったので病院に行って24時間心電図ホルダーを着けて精密検査をしてもらったところ『心房粗動』という心房性の不整脈と言われました。
医師から『手術した方が良いですよ。今のままだと心臓が非常に効率の悪い使われ方をしてます。90%位しか使われてないですよ。だから激しく運動して急に立ち上がると頭に充分な血液が行かないから目が廻るんです。
手術すればほぼ完治しますよ』と告げられた時は一瞬(マ、マジか?)とビビりました。だって心臓手術ですよ!心臓って止まると死ぬらしいじゃないですか!でも生命保険入ってるから死んでも家族は困らないかも‥等様々な思考が頭を巡っていると医師が『切開手術じゃなくて足の付け根の血管からカテーテル入れて心臓の頻拍してる旋回路の一部を火傷させて頻拍を止める簡単な手術ですよ。
二泊三日で退院出来ますよ。成功率も99%です』と説明してくれましたが残りの1%が気になりました。

手術は早い方が良いということで担当医のスケジュールて合わせて3日後に入院となりました。
入院先はこのカテーテルアブレーション手術が大変上手な先生がいる多摩総合医療センターです。

手術の前日朝から入院しましたが食事制限は無いので病院食だけでは絶対足りないと思い病院1階のコンビニでサンドイッチ3個と唐揚げ弁当とオニギリ4個を買って夜お腹が空いたら食べようと思いましたが昼食が少なかったので夕食前に全部食べてしまい夜食用にオニギリ6個をさらに買い足しました。
病院ではやる事がないので買い込んだ本を読んで過ごしました。教育関係の本2冊、経営関係3冊、経済関係2冊を持ち込みましたが初日で4冊読み終わってしまったのでペース配分を考えて夜は早く寝ました。

翌朝。いよいよ手術当日です。朝食は無しでした。(続く)