2016/5/12
桜沢師範を囲む会
倉成です！
国際大会が終わり、4/29（金・祭）に横須賀支部支部長桜沢師範を囲む会が
開催され、江口師範とともに出席させていただきました。
桜沢師範は江口師範と私とって３７年前に山田師範が開設した東京城西支部代田橋道場の先輩でその時からの長い付き合いでした・・・
長い月日のなかでたくさんの後輩たちが桜沢師範の武勇伝？や逸話を語り、
笑いが尽きない楽しい会でした・・・
私も江口師範も忘れたくても忘れられない思い出もつきないのですが・・・
その場ではたくさんありすぎて桜沢師範のすごい武勇伝を語ることができませんでした・・
この独り言で一つ紹介したいとおもいます。
それはもう３１年前になる私と桜沢師範が大学４年生の春におこなわれた
第１０回首都圏交流試合のことです。
桜沢師範は栃木の強豪でのちにウエイト制や全日本大会で入賞する選手に対し
真っ向勝負をいどみ、目じりを切り、頭に包帯をまき、ズボンもやぶれ、肉体的には
ボロボロになりながら目はしなず、再延長で相手が最後は根負けし
勝利を勝ち取った試合が忘れられません。
またその試合後、山田師範がみるにみかねて「準決勝は棄権しろ」とうながしたのですが
本人は棄権を拒否し、準決勝は敗退しましたが
３位決定戦も出場し首都圏交流試合で優勝経験がある栃木県の選手に
パンチのラッシュで１本勝ちをおさめ堂々の３位に入賞しました！！
この試合をみた私も江口師範も深く感動したのを今でも忘れられません・・・
囲む会にて先輩の鴨志田師範が桜沢師範のことを「技術うんぬんではなく相手をのみこむような戦いをする選手」と評し、また今こういう選手がいないことを憂いていました。
確かにこういう男は今後でてこないかもしれません・・・
すごい男でした・・・