2016/2/4
『好き嫌い』
国分寺道場の江口です。
早いもので今年もあと11ヶ月弱で終わりですね。
月日が経つのは早いものでもうブログの順番が回ってきてしまいました!
私はお陰様で毎日が充実しております。空手の稽古はもちろん、ムエタイの練習も総合の練習も意拳の練習も毎回新しい発見や気づきがあって肉体的にはキツいですが楽しくて仕方ありません。
自分が身につけたことや気づいたことを出来るだけ分かりやすく道場生の皆さんに伝える稽古指導という作業も、加圧トレーナーの仕事もまだまだ未熟者ながらも充実しており喜びを感じています。
全ては良き師、良き道場生、御理解ある父兄の皆様、そして不出来な私を支えてくれる国分寺支部のスタッフと家族のお陰であると感謝しております。
最近「俺ほど運のいい幸せな奴いねぇんじゃねえか?」とよく思います。私に関わってくださった皆様本当にありがとうございます!
さて、そんな幸せ者の私ですがどうしても克服できない苦手な物があります。
大分前にもブログに書きましたが『虫』がダメなんです‥‥‥。
気持ち悪くてどうしても好きになれません。(って言うか好きになろうと努力したことすらないです) 虫さんには申し訳ありませんが行動が理解出来ないんです。
カマキリは産卵の為に奥さんが旦那さん食べちゃうしスズメバチは誰彼構わず一方的に敵視して襲ってくるし(二度刺されると死んじゃうこともあるらしい)
カメムシは臭いし、全ての虫の幼虫は気持ち悪いし、春から夏にかけてランニングしてると羽根のあるアリンコみたいなのが目や口の中に入ってくるし、もう虫を嫌いな理由を書いてたらキリがないんです!
さて本題はここからです。こんな虫嫌いな私が家内の実家(長野県)に帰った時はサァ大変!
なんと長野県の方々は虫を食・べ・る・んです‥‥‥(本当)
海の無い長野県民にとって昔から虫は貴重なタンパク源だったそうです。
また戦時中の食料難の時代も虫は多くの人々の胃袋を満たしてくれたらしいんです。
と言っても全ての虫を食べる訳ではなくイナゴ(バッタの仲間)、蜂の子(デカイ蛆虫みたいな)、ザザ虫(川の石の裏にいるゲジゲジもどき)などを佃煮みたくして食べちゃうんです。
蜂の子やザザ虫は今では高級料理で小さな瓶詰めで2000円くらいします。そんな高級料理なのでかなりの確率で正月の食卓の上にのぼります。
結婚したばかりの正月の帰省の時初めてテーブルの上に出てきたイナゴ、蜂の子を見たときは目を疑いました。
それから21年経ちますが未だに一口も食べてません。家内の御両親や家内はともかく2人の娘達まで「美味しいね」「うん、オイチイ」とか言って食べちゃってます。
うーむ、四面楚歌‥‥。
毎年ながら素晴らしい一年の幕開けです。日頃から娘達にも道場の子供達にも(アレルギーや宗教上の理由などで特別な理由がある場合を除き)「好き嫌いはダメだぞ!」とか言ってる私ですがこの好き嫌いだけは多分(恐らく絶対に)なおりそうもありません。
来年の正月も楽しい食卓になりそうです。ではまた!!