2014/6/13
雹(ひょう)
国分寺道場の江口です。前回の更新がかなり遅れてしまった為、御詫びのしるしに速攻で更新します。
このブログを書いている日の昼間のこと、いつものようにランニングに出ました。道場を出たのが昼の11時半頃で武蔵国分寺公園に向かいました。
最近また身体操作法が向上してきたので距離を少し伸ばしました。公園に着いて一周500メートルのグラウンドを10周走るのが日課なのですが今日はなんだか空がゴロゴロ鳴っているのだ。(朝から久しぶりの晴天だったのに…)。
と思っていたら公園事務所から園内放送が流れ出した。『只今大雨落雷警報が発令されました。公園を御利用されている方は天候の急変に御注意ください。』との事でした。
『走ってる最中に何をどう注意すりゃいいんだ』と思いつつ走ってると空は段々暗くなってきた。(走り終わるまでもってくれ?)と祈りつつラスト一周!のところでどしゃ降りの雨。まるでドリフのコントのようだ。
仕方ないのでグラウンド内の屋根(と言っても蔓草の屋根なので適度に雨漏りします。)の下に駆け込んだ。後から自転車に乗ったご婦人も雨宿りにきてしばし雑談。
しかし雨足が弱まる気配が無いので2人で『もう行きましょうか!』と意を決してそれぞれの方向へダッシュ!私はグラウンドでラスト1周。しかしなんか肩や腕が痛い。
よく見るとグラウンドの緑の芝生の上をバチンコ玉大の白いものが無数に跳ねている。空から降ってきているのだ!!そう、雹です!走ってる間中、雹降りっぱなしの雷鳴りっぱなし。
しかし雹を見て最初に思ったことは『ソンラム先生は雹を見たことあんのかな?タイでも雹って降るのかな?』でした。でも道場に戻る帰り道、それまでの晴天で熱せられていたアスファルトに雨が降りそれが蒸気となって辺り一面がモヤモヤと湯気立つ風景はなんか幻想的で走りながらもしばし茫然でした。
ずぶ濡れになりながら道場に着くと自主トレーニングをしていたJRコンドー君が『師範スゲーッス!この雹のなか走るなんてハンパねーッス』と勘違い感動していたので『いやいや違うって、走り出したときは晴れてたんだって』
しかしJRコンドー君は聞く耳を持たないのか『急いで道場の窓閉めたんすけど更衣室がずぶ濡れになってしまいました。こんな中走るなんて師範スゲーッス』
『イヤだから走ってたら急に降ってきたんだって』『雷まで鳴ってオマケに雹ッスからね?イャ?自分ならこんな天気じゃ走れないッス!師範スゲーッス』(だからお前は俺の話を聞けっつーの…)などとやり取りをしながら2人で道場の床を拭いていたら、やはり急に雨が上がりお日様が差してきた。
なんというタイミングの悪さか、走り終わったとたんに雨があがって晴れ渡るとは何故にこれほどまでに運が悪いのかと思いつつ何気無くカレンダーを見てすべて納得したと言うか合点がいった。日付を見たら今日は6月13日の金曜日、つまり『13日の金曜日』だったのでした。おあとがよろしいようで。