2010/8/21
カツ丼は凶器



南大沢・北野道場の川嵜です。
道場HPのブログにも書きましたが、お盆休みに扁桃腺除去手術をしてきました。
毎年何回も喉を腫らしては高熱を出し、その度に「所詮人間なんて消耗品さ!」なんて思っていましたが、ここ2〜3年消耗の度合いが高くなる一方でした。
そこで、この先の事も考え手術する事にしました。

入院自体初めてで、尚かつ全身麻酔なんて未知の領域です。少し不安はありましたが、病院にいれば何もしなくて良い!という方が魅力的でした。

手術自体は無事に終わり、後はひたすら痛みとの戦いです。扁桃腺をえぐり取られた喉の痛みと、手術で口を開いたときに出来る傷が幾つも口内炎となり、その痛みで喋れない、食べられない、という具合です。

入院中は病院で大人しくしていましたが、退院したその日に出血してしまい、再度病院へ・・・
その時は局所麻酔のみで、止血の為喉にレーザーメスをバチバチ当てられ、激痛と共に自分の喉が焼け焦げる臭いをかぐはめに・・・・これはかなり恐怖でした。

「次に出血したら全身麻酔でまた入院ですね」と脅され帰ってきました。

という具合で今のところ、食事はお粥しか食べられません。今は、傷が治ったらあれを食べよう、これを食べようと、小さな夢を抱き頑張っています。

そんな中、道場に行くと指導を終えた山本君が、とっても美味しそうな「カツ丼」を買って来て、とっても美味しそうに食べ始めました。

もちろん悪気はないと思いますが、今の自分にとって、衣のたっぷりついたカツ丼はただの凶器です!

食べられる事の幸せ、健康である事の幸せを、改めて強く感じる今日この頃です・・・・