2009/11/25
幻のM１７５を求めて　その２

師範の江口芳治です。

前回M175＝最大心拍数（２２０－年齢）を超えようという話をしましたが、やはり自分だけではなかなか難しい。
で高校時代からの友人が会長をやっているジムへ出稽古に行く。以前は週３回行ってたけど、最近は忙しくて週一回行ければいいほう。
昼間の空いてる時間に行くといつもタイ人のコーチとマンツーマン。このコーチのムエタイ式ミット打ち練習がキツイ！４分×５Rで（試合は１R３分だけど、ここでは１R４分！）休みなく蹴る！打つ！また蹴る！ガードが下がるとミットでブン殴られる。気を抜くと首相撲でブン回される。その後５Rスパーリングでけっこうヘロヘロになる。
で、インターバル１分の間で脈を数える。３０秒で８３回だから１分に換算すると、８３×２で１６６回・・・・１７５には届かない。リアルキツイのになかなか１７５に届かない・・・・。

そうだ！春・夏の間封印していたアレをやろう・・・・アレとは・・・・
友人のジムから約１キロほどに「京王よみうりランド駅」がある。そこからよみうりランドまでロープウェイが走っているが、下から階段でも行けるのだ。その段数２８３段。頂上には長嶋茂雄名誉監督筆の「巨人への星」という石碑がある。頂上近くでは稲城の町が一望できる。将来の常設道場化に向けて場所探しもできる。
でも春・夏の間は私にとって使用不可となるのだ。だって「虫」が出るんだもん・・・・私は「虫」がキライ・・・・というよりコワイのだ。虫を見ると走って逃げ出したくなる。（そんな私がイナゴやハチの子を主食とする長野県人と結婚してしまったのはなんの因果か・・・）

でももう晩秋というか冬だし、虫もいないだろうと思い、早めにジムへ行き階段ダッシュしにGO！全部で５本やる。
以前出稽古に来た城北支部の鈴木雄三君（世界中量級王者）や清水賢吾君（現在キックで活躍中）といっしょに走ったら、あいつらあっという間に見えなくなったっけ・・・・あとアラフォー大谷も速いんだよな・・・・現役時代の池田祥規支部長もよく走ったっけ・・・・などと思ながら、目が回り、嘔吐しそうになりながら５本目終了。

すごい手ごたえを感じる！この息の上がり方は尋常ではない！！
よし、早速頚動脈に手を当て脈を数える！１分で１７５を超えている感触あり！！よし、１分計ろ・・・・あっ、時計忘れた・・・・・・・・･１分が計れない・・・・・・・。
・・・・またしてもM１７５は幻と終わったのだった・・・・。