2009/10/19
大空へ!


 こんにちは。国立道場責任者の小沢です。
すっかり秋めいてきましたが皆様いかがお過ごしでしょうか。さて、先日、私、茨城県のつくば方面(少年合宿でも行きましたが)で、パラグライダーというものをやってきました。
 
皆さんパラグライダーってどんなものか御存知でしょうか。
私は正直あまり御存知ではなかったので、なんとなくパラシュート的なもので、小高いところからゆるやかに落下していくもの、ぐらいのイメージしか持っていませんでした。
しかし、実際に見てみると、背中にしょったパラシュート的なものに空気を入れて翼を作り、そこに前から風を受けることで揚力で飛ぶ、という要するに飛行機とかと同じ原理で飛行するというシロモノでありました。

私がいた茨城のスクールの練習場は、300メートルぐらいの山から田んぼのまん中にある着地ポイントまで飛ぶ、という場所だったのですが、普通におりれば5分ぐらいのところを、上手い人だと最長8時間も飛び続け、うまく上昇気流を見つけてのっかると、高度も1000〜2000mぐらいまで行けるとのことでした。
人力と風の力だけでそこまで本格的に空を飛べてしまうというのは感動的で(実際そこから福島県まで飛んだ人もいるそうです。距離にして200kmとか!)、風を受けて大空を舞っていると、私の日々のしがらみなどがものすごくちっぽけなことに思えてきます・・・。

みたいなことを書いてみましたが、実際私がやったのは着陸ポイントの広場でパラグライダーをしょって、走りまわって揚力を得る感じをつかむ、という練習だけだったので、一日中地べたを走りまわっていただけで1mmも飛んではおりません。
本当は教官の人と2人乗りで実際に飛んでみるという体験もできるはずだったのですが、その日はあいにく風向きが悪く(基本的に向かい風を受けないと飛びづらいそうです)、飛べませんでした。なので大空とかもあまり関係ないです。

が、私なりにはパラグライダーの魅力を感じるところは大いにありましたし、スクールの方々の、空を飛ぶことの素晴らしさを多くの人に知って欲しいという情熱が非常に伝わってきて、とても良い体験をさせていただいた、と思いました。
そして我々も、自分達のやっていることの良さを、情熱を持って多くの人達に伝えていかねば、という気持ちを新たにしました。
機会があればまた行きたいです。みなさんもいかがですか。