2005/3/22
〈ナベケンの一人言〉
先日、ちょいとした機会があって、ナベケン、イタリアレストランでコースを頂きました。
もちろん一人じゃ絶対行きません。イヤ、行けません。
ナベケンが生まれてから数回しか入ったことがないようなこじゃれたレストランでまずはじめにビールで乾杯。
コースなので勝手に運んできてくれる。最初は前菜というやつ。熱くも冷たくもないシャレた何かが出て来ました。
その次にナイフとフォークを使って食べる何かが出て来て、次によくわからん何かのパスタが出て来て、音たてて飲んじゃいかん何かのスープが出て来て、なんやかやで甘いケーキみたいな何かが出て来て、最後に熱くてまっ黒でミルクと砂糖を入れて飲むカフェインの入った何かが出て来てうーん何故かよくわからなかった。
なぜか?それはナベケンが正式なテーブルマナーを知らないから。
そして目上の人たちばかりだったのでチョイと緊張していたから。
でもうまかったです。でもナベケンにはちょっと敷居が高かったかなぁ・・・・などと3月に36才の誕生日を向かえるにあたり全くどうでもいいことを書いてしまった今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。皆様の心のパートナー、ナベケンです。
〈初めては大切なこと〉
先ほどのイタリアンレストランの話に戻りますが、一緒に行った他の先生方は『いやあ、うまいですね』とか『このパン持ち帰りたいなあ』とかすごいうまいと絶賛。
もちろんナベケンもうまい、おいしいと感じましたが、正直よくわからない。
そこで考えてみた所、そう!他の方達と違ってナベケンこういう料理って食ったことないの!
だからうまいかうまくないかもわかんないのよ!
だからこういうものだろうと思って食っちゃってたのネ!
初めてだから比較の仕様がないもの!
すごくうまい店なのは間違いない!
でも、もし他の店を知らなかったら、もしくはその店しか知らなかったら!
それは 「うまい」 けど 「当たり前」 と感じちゃうし 「これが普通こういうもんだろう」 と思っちゃうのよ!
これって空手道場も同じだと思うんですよ。何にも空手のことを知らなくて 『空手を習いたい』 と思ってある道場に入門したら、その道場がイコール初めてやる人にとって『空手』になっちゃうのですよ。
だからもし最初に入った道場が良い道場だったら、初めて空手に接した人は 『ああ、空手っていいなあ、頑張ろう』 と思うだろうし、もし変な道場に入っちゃたら 『ここの空手はヘンだゾ!他の道場へ行こう』 とは思わないで 『なーんだ、空手ってこんなもんなのか、俺やーめよっと』 ってなってしまうと思う。
だから、道場で指導する側の責任はすごく大きいのだ!
ということでイタリアンレストランの経験から、自分の責任の重大さを改めて認識したケンジ35才(もうすぐ36才)独身の冬であった。
ナベケンが空手を続けてこれたのも素晴らしい出会いがあったからこそだし、少しでも多くの人に良い 『空手との出会い』 を提供できたらなあ・・・・・と思うのです。
さあて次週の〈ドラゴンボールケンジ〉は・・・・・・
オッス、オラ ケンジ!先日阿藤海さんと約40分位打ち合わせをして画面に約0.5秒も映っちゃたぜ!テレビなんてそんなもんさ!で次回は
『スタミナはいらない』
『パワーはいらない』
『理論なんですよ』
の3本をお送りします。絶―対観てくれよなーフンガッフッフッ