2004/10/14(Thu)
渡辺師範代の一人言

 休筆宣言をしてからひと夏が過ぎ去り、異常な猛暑を乗り越え、多くの台風が通過していった今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか?毎度(といっても4ヶ月ぶりだけど)おなじみ帰ってきた皆様の心のパートナー、ナベケンです。
ウェイト制、夏合宿、審査会、全日本大会等で忙しく目が廻っておりましたが、運営会議の時に、J北支部 K本師範より「忙しいのはナベさんだけじゃないんだよ。早くコーナー更新しろよ」とアドバイスを頂き、恥かしながら私ナベケン只今帰ってまいりました。
しかし今年のアツはナツかった〜 じゃなくて 今年のナツはアツかった〜
暑いと食欲も無くなり毎日ソーメンばかり喰っていたけど考えてみたらオレんちって暑かろうが寒かろうが毎日メンだったので何の問題もありませんでした。
問題なのは独身寮々生の片岡君とトロイで寮の中じゃいつもパンツ一丁で裸だわ、なんかヘンなテレビには出るはで本当にもう 『ミルフィ〜ユ』 って感じ。
ご覧になった方、是非感想を聞かせてください。
 しかし またまたやっちゃったよ〜ん。10月10日の内部試合の後、師範達と夕食を頂いた時、試合までの連日のプレッシャーと緊張が一気に溶け、ナベケン ビール・サワー・焼酎、飲みまくり。
気がついたら道場で朝を迎えておりました。あとで聞いたらナベケンの独演会で一人でずっとしゃべっていたということでした。
そう言えば関東開会の前日も市村師範、田口師範とご一緒に食事をさせて頂きけっこう飲んじゃいました。
田口師範より 「ナベケンのコーナーも昔話の 『ケンジバカ一代』 になってからおもしろくなくなったな」 とおしかりを受け、市村師範からは 「ナベさん飲めよ」 と言われ 江口師範からは 「明日も早いからほどほどにしとけ」 としかられ 市村師範からは 「ナベさん飲めよ」 と言われ、美幸先輩からは、「明日の運転大丈夫?」と心配され 市村師範からは 「ナベさん飲めよ」 と言われ、その後市村師範からは 「ナベさん飲めよ」 と言われ、それから市村師範からは 「ナベさん飲めよ」 と言われ  ※以下くり返し・・・
 皆様健康の為、飲み過ぎに注意しましょう。
不定期ながら、またまたこのコーナーを再開しますので皆様ヨロシクお願いします。


〈帰ってきたケンジバカ一代〉
〈前回のあらすじ〉
だいぶ前の事なので忘れた・・・・、皆さんでチェックしといて下さい。

そんなこんなで毎朝出部野青鬼くんとナベと、その他色々なメンバーでの朝稽古が続いたある日、
「そろそろ試合に出てみるか?」と師範。
〔試合? 試合ってあの本当に殴り合い蹴り合うあの試合?うっそ〜 まっさか〜 オレとは無関係な世界だと思ってたけど・・・〕
と、心の中で思うナベケン。
〔俺は試合向きじゃねーよな。痛そうだしツラそうだし苦しそうだからパスしよーっと〕
心の中で決心するナベケン。
この間約3秒。
〔よっしゃ!試合やめ!〕
「ナベケン。お前も毎日稽古してんだから出てみろ」 「押忍」 ナベケン試合出場決定〜〜〜!

考えてみたら師範とのやりとりの中に 『押忍』 以外の返事を持たなかったケンジ25才の夏だった・・・

 実は高校のとき一度だけ寸止め系の試合に出たことがあったのですが、そんときはまったくワケのわからないうちに三本とられて
〔何をとられたんだか?オレの体の手前10pくらいで拳のびきってんじゃん。しかもピョンピョンハネて「アイヤー」とか言って突き出してすぐひっこめて後ろむいちゃって何なのコレ?オレピンピンしてんじゃん〕
くらいの思いでしかなかったの。試合か・・・ よーし一丁やったるか・・・
試合の日時も決まり稽古も一段ときびしくなり当然のごとく出部野青鬼くんは脱落し、
〔しかしこの青鬼くんは、その後もいろんな所、例えば銭湯とかナベケンの仕事先の塾とかでナベケンを待ち伏せし、『先生怒ってますか〜』とかいろいろつきまとってきてちょっと恐かった・・・〕
皆それぞれに仕上がって試合当日を向えました。
ナベケン試合場に入ったとたん緊張で石に・・・
その後試合がはじまっても かたまったままうごけず・・・
相手はナベケンを『倒す』ことのみに全力を傾け・・・
〔そうか・・・ これが試合か・・・ 俺・・・ 甘かったわ・・・ オフクロ・・ スマン・・・〕
ナベケン、下突きで合わせ一本負け・・・。
本当に何も出来なかった。『練習したことが出せなかった』ってよく聞いてたけど、そのとーり。
『結局、試合で一番大切なのは「折れない心」なんだ。どんなに練習しても闘争心がなかったら、あきらめたらダメなんだ』
と師範から半ばあきれられながら注意を受けた。
 しばらくしてから情けなさとくやしさが一気に襲ってきた。猛烈な自己嫌悪。もうダメだ・・・・・・・・・・
それまでもけっこうくじけそうになったこともあった。
その度にナベケンを救ってくれたのは、会社をやめて『空手に打ち込む!』と言ったとき、よせ書きと空手着をプレゼントしてくれて『負けんなよ』と言ってくれた会社の元同僚たちだった。
よーしもう一度やったる!
と、思っていたら又々ハゲ増し先輩が
「ほら見ろ!お前なんか何やったってダメなんだよ!」
とタバコを喫いながらあたたかく応援してくれました・・・。
本当いい人・・・・・。大好き・・・・・。尊敬してる・・・・・。
もしここであきらめてやめたら、『お前に空手なんか無理だ!まして極真なんて!』と言っていた人たちの思うつぼだ!
 次の日 「師範、先日はスミマせんでした。又頑張りますので宜しくお願いします 押忍」
「ほーか、ほんなら自分でしっかり目標をもってやれ」
そして又、朝稽古がはじまった。しかし今思うとナベケンに「早くやめちまえ」と言っていたハゲ増し先輩や、美幸先輩にいやがらせをしていた アックス・バック氏(仮名) (詳しくは美幸先輩の名著『世界一強い女』ラピュータ出版 定価1500円税別 を読んでね。 (*^_^*)
美幸先輩、宣伝しときました。5Fでも売ってまーす) は、まさかその後ナベケンが黒帯になったり、美幸先輩が世界チャンピオンになるなんて夢にも思ってなかったんだろーなー。
美幸先輩なんて もしアックス・バック氏(仮名) のいやがらせに負けて空手やめてたら本当泣き寝入りだもんなー。
でもやめないで頑張ったからこそ世界チャンピオンになれて、本も出せて、アックス・バック氏(仮名)の悪事を白日のもとにさらせたんだもんな〜。エライよな〜と思うと同時に『人には、特に後輩には優しくしろよ』と言う師範の口癖の意味が深〜く心に染みるナベケンであった。
それはさておき、試合に負けてその上に『弱り目に祟り目』ナベケン人生で一回目のピ〜ンチ! 空手を続けられるのか? そのピンチとは・・・  それは ヒ (*^_^*) ミ (*^_^*) ツ
ちょっとここでは書けないけどマジに大ピンチがやってきたのだった・・・・・
               〈つづく〉

次回の『ケンジバカ一代』は
「ナベケンリストラにあう!塾講師クビに!」
です。ピンチの内容があきらかに! (って もうみんなわかってんじゃん!)

オッス!オラ ケンジ!! イヤー ヒサシぶり! ヒサシぶりって言えば
先日すんげー秘密を知っちゃったんだよー!もうみんな大爆笑!長年のナゾが一気に解けたって感じ! ってなわけで次回のドラゴンボールケンジは・・・・・
『元カノ大激白!カレシはスーパーウルトラマザコンだった!』
「ママならもっとこうしてくれるゾ!」
「ママの味付けはこうじゃなかった!」
「そのマザコン気持ち悪いからやめてくんない?」「うるせーオレはマザコンじゃねー!」で破局!
の3本をお送りします! 皆ぜーったい観てくれよな! そんじゃ!
フンガッフッフ・・・

(初めてこのコーナーを読むお子様へ)
このコーナーの次回予告は全部ウソです。次回は「ケンジリストラされる」をお送りします。
なお、このコーナーを読むときはお部屋を明るくして画面から10bくらいはなれてみましょう・・・
ってサンコンじゃねーつーの!